本書には、次のような恐ろしい実態が克明に描かれている。
▼トランプは「恐怖」こそが最もパワフルな力であると信じている。
▼トランプは証拠があっても自分の嘘を認めないこと、決して謝らないことが「強さ」だと信じている。
▼トランプの経済などの知識は小学生なみ。だが、それを認めず、学ぶ意思はない。
▼トランプは専門家であるアドバイザ-の意見は聞かず、根拠がない持論だけを信じる。
▼国防長官のマティスいわく「大統領は小学校5年生か6年生のように振舞う・・・また、その程度の理解力だ」
▼ケリ-首席補佐官いわく「(大統領は)ばかだ。何であれ彼を説得するのは無意味。
脱線して怒鳴り散らすだけ。われわれがいるのは『クレイジ-タウン』だ」
▼トランプは閣僚や補佐官などに自分への絶対的な忠誠心を誓わせるが、自分は彼らを簡単に裏切る。
彼らが辞任する前にツイッタ-で解雇を告知し、相手に恥をかかせることで自分のパワ-を誇示する。
▼トランプの人選とリ-ダ-シップが、ホワイトハウスの内部に混沌状態を作り出している。
元首席補佐官プリ-バスいわく「蛇とドブネズミ、ハヤブサとうさぎ、サメとアザラシを
檻のない動物園に放り込んだら、じきに状況が悪化して血みどろになる。(ホワイトハウスで)起こっているのはそれだ」
▼トランプは病的な嘘つき。根拠が目の前にあっても平然と嘘をつく。経済担当大統領補佐官のコ-ンいわく「彼はプロの嘘つき」。
▼トランプは弾劾を恐れている。
安倍につき著す勇気のある奴はいないのか!?